ストーニク

種族 ??? 【painting】
性別 おとこのこ
年齢 見た目は16~18歳
性格 俺様で王様で魔王様。とどめに気まぐれ
本質 混沌にして真理
得意 魔術と謳と踊りとその他のこと
苦手 それ以外
所属世界 ???

カオスとは未解読の秩序である。――『複製された男』より

本名:???
ぼけかつっこみかで言うとそれなりにつっこむ。大体の場合は制裁付き。
フィンと同じ水色と黄緑のオッドアイに、左右一筋ずつ濃度を増す真紅の髪。
光の加減で眼と髪の色が変化するように見えるかもしれない。
こんな見た目だけど「女顔」とか「女装」とか言うとめいっぱい痛いように引っ叩かれたり蹴倒されたり踏んづけられたりする。
でもフィンには甘い自覚はあるので、「シスコン」呼ばわりされる分にはあまり気にしない。

フィンたちの証言

フィンからは「しゅと」とか「しゅに」とか「しゅー」とか呼ばれることもある。
どんな人物であるのかフィンに問えば、大きな瞳をきらきらさせて、「大好きなお兄ちゃん」らしいことを拙い言葉で説明してくれる。
ノイエとアルトにどんな人物かを問えば、何故か遠い眼をしながら「親みたいなものかな…」と表現する。
逆らうと怖い相手であるらしい。ついでに性格も屈折しているらしい。

君子 関わるべからず

フィンは優しいと表現するが、実際の性格はと言うと優しくもないし善良でもない。
言葉にするなら俺様で王様で魔王様を素で行き、他人はまるで自分の玩具か何かのように思っている。
そして、例え相手が壊れたとしても、何にも感じない程度には無関心でもある。
唯一扱いが甘いフィンに対してでさえ、毎日のようにではなく本当に毎日何かしらの意地悪をして泣かせるくらいには性格が悪い。ただし本人曰く、深刻な被害を与えるようなことは一切していない、らしい。
もっとも常識の埒外にいる彼の言葉であるので、他者から見てささやかな意地悪の範疇に留まっているのかは甚だ疑わしい。それでもフィンに懐かれている理由はと言えば、泣いて隠れたフィンを毎回見つけてちゃんと慰めているのも彼であるからだろう。屈折してはいるが温情は向けている。
人並み外れたまっとうな人外であり、自分自身が斬られようが裂かれようが飄々とした態度を崩さない彼が真に怒りを表すことがあるとすれば、片割れであるフィンが暴力や迫害によって危害を受けたときくらいだろう。
その本質は混沌にして真理である。

ネィロ

種族 ??? 【painting】
性別 男性
年齢 見た目は20代後半
性格 温和で慇懃
本質 変異と混乱
得意 料理や裁縫や身の回りの世話
苦手 荒事
所属世界 ???

天体の動きなら計算できるが、群集の狂気は計算できない。――ニュートン

本名:???
ぼけかつっこみかで言うと、非常識な面々に冷静につっこめる稀有な存在。
礼服とも執事服とも異なる装いをしているが、本人の所作によってか執事然とした印象を与える黒ずくめの男。
瞳の色は、彼の同僚と全く同じ冴えた金色をしており、猛禽類を連想する者もいるかもしれない。
ポジション的にはみんなのお母さんなので、(ストーニクの)わがままを嗜めたり、
(ストーニクに)苛められているフィンに助け舟を出したりするのも、大体が彼の役目である。

フィンたちの証言

どんな人物かを問えば、フィンもノイエもアルトも、揃って「常識人の男」らしいことを言う。
しかし説明を聴いている限りでは、どう噛み砕いても「子供がお母さんを褒めている」ように聴こえるだろう。
料理がおいしくておやつを作るのも上手らしい。そして怒らせると怖いらしい。

地獄に仏と思うことなかれ

証言の通り、他の面々よりは常識を心得ており、態度も温和。
敢えて敵対姿勢を取るような真似をしなければ、彼はよくできた従者のように、気を利かせて丁寧に持て成すことを惜しまない。慇懃無礼に感じたならば、一言告げれば深く詫びて態度を少し和らげるだろう。
しかし彼が博愛主義者か平和主義者であるかと言えばそうでもない。騒動よりも穏便を好むためである。
そして彼には主の真意に逆らおうとする意思もない。何故ならよくできた従者であるのだから。
最後に大きな特徴として、彼は鋭敏な感覚を有すが痛覚は有さない。
その本質は変異と混乱である。

レィア

種族 ??? 【painting】
性別 女の子
年齢 見た目は15歳程度
性格 猪突猛進、四角四面
本質 破壊と不倒
得意 力任せで解決すること
苦手 手加減すること、冗談
所属世界 ???

人間は、もはや誇りをもって生きることができないときには、誇らしげに死ぬべきである。――ニーチェ

偽名:殷瑩(アンエイ)
本名:???
得意:力任せで解決すること
苦手:手加減すること、冗談
ぼけかつっこみかで言うと、粉砕する勢いでつっこむが冗談が通じないのでぼけに回りやすい。
オレンジを基調としたコートに身を包み、朱色の髪を無造作に纏めた少女。金の瞳は無感情に醒めている。
コートには大量の硝子球を吊るし、両腕の革ベルトは鎖で繋がっているが、まるで意に介さずに動き回る程度には運動能力が高い。

フィンたちの証言

フィンにどんな人物なのかを問えば、「かっこいいお姉ちゃん」らしいことを大量の疑問符と共に説明してくれる。
ノイエとアルトに問えば、何故か言い辛そうに「軍人みたいだよね…」と言葉を濁す。
どうやら相当の怪力の持ち主らしい。更に手加減と言うものを知らないらしい。

蛮勇を誇りと思うことなかれ

一見すると感情の起伏に乏しい少女に見えるが、武人の如き勇猛さと非常に熱しやすい内面を持ち、強者とのぶつかり合いを何よりの楽しみとする戦闘狂である。
その反面冷めやすい性質の持ち主でもあり、勝負事で自分の勝利が揺るぎないものとなると一気に興味を失う。
このような極端さはスイッチが入ったかのように切り替わり、ただの手合わせであればそこで刃を引きもするが、真剣勝負での情けは無礼と思うのか、必要以上の苛烈さで叩き潰しにかかる。
そんな彼女に不用意に喧嘩を売るのは愚考と言うほかないだろう。
その本質は破壊と不倒である。

サエル

種族 ??? 【painting】
性別 女性
年齢 見た目は20代後半
性格 やや悲観的で厭世的。憐憫の情をよく口に出す
本質 既知と未知
得意 予言、熟考、身体を休めること
苦手 運動(すぐ吐血するから)
所属世界 ???

いかなる物でも、自然という造物主の手から出るときは善であり、人間の手に渡って悪となる。――ルソー

偽名:ドラクル
本名:???

フィンたちの証言

どんな人物かをフィンに問えば、「優しいお姉ちゃん」らしいことを身振り手振りを交えて説明してくれる。
ノイエとアルトに問えば、考えるような仕草を見せて「秘密だらけの女性かな…」と曖昧に答える。
人をからかうのが好きであるらしい。悪い意味でかなりいい性格をしているらしい。

神託に因り自害することなかれ

四肢に眼を象ったような黒い刺青を持つ、青い髪に青い眼の女性。刺青の眼はあたかも意志を持つように蠢くが、事実として別の生物が彼女の生まれつき欠いた四肢を補っている。
生物は流体と個体の特性を併せ持ち、質量すら自在に変化するように見えるだろう。
しかし彼女が齎す災いは、身体的な異質さよりもよほど根が深い。
『決して外れない予言』を、彼女はあてもなく世界を彷徨いながらばら撒く。彼女が予言を告げることすら予め定められた事象、すなわち必然の結果であると嘯きながら。
勇者はその予言を耳にして勇気を得るだろう。愚者はその予言に怯えて自ら毒をあおるだろう。
その本質は既知と未知である。

メィア

種族 ??? 【painting】
性別 女性
年齢 見た目は20代後半
性格 マイペースで客観的。好きなことの幅が非常に広い
本質 既知と未知
得意 予知、策謀、活動
苦手 特になし
所属世界 ???

神は滅亡を願うとき、まず人を狂人にする。――エウリピデス

本名:???

フィンたちの証言

フィンに問えば、これまた「優しいお姉ちゃん」らしいことを精一杯両手を広げつつ説明してくれる。
しかしどういうわけなのか、ノイエとアルトはそのような女性はいなかったと口を揃える。
フィンの説明がふわふわしすぎているので、それ以上はわからないだろう。

可能性の猫は箱の中で死んだ

『本来創られる筈だった』サエルの原型。故にサエルを知るノイエとアルトが存在する軸では、彼女は『初めから存在していない人物』である。
異なる世界軸へ渡ることの可能な者であれば、彼女に出会うこともあるかもしれない。

モォド

種族 ??? 【painting】
性別 男の子
年齢 見た目は15歳程度
性格 無邪気な子供のように振舞うが、残忍で狂気的
本質 慈愛と夢想であったが失効。
狂気と憎悪に変質している。
得意 正気のフリをすること、捕食、擬態
苦手 憎悪を隠すこと
所属世界 ???

死者だけが戦争の終わりを見た。――プラトン

本名:???

フィンたちの証言

フィンに問えば、少し考える素振りを見せてから「気の合うお友達」らしいことを説明してくれる。
しかしノイエとアルトに問えば、渋い顔をして「あれはもう正気じゃない」と断言する。
フィンとは笑って夢物語を語り合う関係であるらしい。ただし人間は羨ましくもあり、同時に心の底から憎くて仕方のない対象でもあるようだ。

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